29BYの酒造りは3月末ぐらいで終わってますが、終わった解放感からか4月5月は精神的にも不安定だったり意外とバタバタしてたりで6月ぐらいになってようやく心にも余裕がでてきた感じです。今は何十年も放置状態の蔵や家の片づけをしたりして、なぜ不要なモノを捨てずに放置していたんだと悶々とした気分になっています笑
それはさておき友人からceroが金沢に来るという知らせが。ceroはセンスが良くて何曲かいい曲があるアーティストという印象でしたが、最近は出不精気味で迷ったものの、新しいアルバムからの先行で『魚の骨 鳥の羽根』を聴いて本気度が伝わってきたので行ってきました。ちょうど15〜20年前ぐらいに購入した打ち込みのクラブジャズ系レコードを一度聞いてから処分しようと思っていたところ、今聴くと意外とかっこいいものもあって、今回のceroの音もそんな感じだったというのもありました。
シティポップが巷に溢れる中、今年はlamp、kirinjiの新譜がリリースされて各アーティストがどういう方向性でアルバムをだすかに興味があったのですが、今回ceroの感じも良かったです。lamp、kirinjiの新作は自分にとってスルメ的でそう簡単には消化させてくれない感じのすごいアルバムです。
ライブはやっぱりいいですね。アーティストもかっこよくてキラキラしていました。正直好きなことを仕事にしてうらやましいとも思いましたが、自分もモノを造っていてそれを表現(リリース)している事で精神的に保たれているのだと『Poly Life Multi Soul』を聴き揺れながら考えていました。
今はエバーグリーンでソフトなポップスはあまり聞きたい気分ではないですがレコードは売らないほうがいいかと思いました、とりあえず。