コロナ禍ですが、お酒に関しては少し回復してきているようです。それでもまだ戻らない部分は県外からの人の行き来や企業、団体の活動が関係しているのでしょうか。意外と多いことに気付かされました。また、大手酒造メーカーの売り上げがあまり減っていないのも興味深かったです。紙パックやワンカップなんかの家飲みの根強いファンがいるんですね。今後再び少なからず富山でも感染者がでるでしょうし、まだほとんど売り上げが戻っていない業界の方々の存在も心に持ちつつstay home期間の危機意識を持ち続けていきたいです。
ところで次回はHACCPについて・・・と書いておきながら時間がたってしまいました。
少しHACCPの事を話すとすると、酒造りが終わったらHACCPに取り組まないと、と思っていました(黒船に立ち向かう気持ちで)。コロナ禍で五輪が延期でさらにHACCP関係の監督する保健所もそれどころじゃなさそうなのでまだ大丈夫かなとも思いつつも、手引書を見ながら一応チェックシート等は作成してみました。しかし問題はここからのようです。というのも、弊社のような従業員が家族だけで長年やっているような会社だとなかなか集まって議論して決めてチェックする事がなかなかのハードルで、もちろんお酒の質に関しての事なら大丈夫ですが・・・例えばこんな事です、
手引書の例から
『特記事項 4/3工具が所定の位置に戻っていなかったので捜索し数を確認したところ不足はなかったので注意にとどめ、整頓させた』
これがあたりまえになるように意識を高めないといけないのですが。。
たとえば弊社の場合だとこんなことが考えられます、
『特記事項 〇/〇 ミルクの国の個装袋が床に落ちていた。〇子に片付けさせた。花のくちづけの個装袋が床に落ちていた。△子に片付けさせた。』
『特記事項 〇/〇 ハサミが所定の位置に戻っていなかったので捜索し数を確認したところ以前の2倍の数があった。ハサミはもう買わなくて良いと指導』
要は普段の掃除と片付けの徹底なのですが、最終的に日本的な空気とか和を尊重するみたいな楽な方向に逃げてしまいそうです(笑)ただそれでは問題は解決しないので、この外圧を利用して意識を高めていかざるをえません。